もう会わないかも

 

明けたばかりだからか去年のことばかり書いてしまうのだけども。

去年は非常に出会いが多かった。バンドを始めると出会いも増えるらしい。細く長い関係になるってよりは、一瞬で濃い時間を過ごして、はいさよなら…みたいな…。朝起きて、「あれ一体なんだったんだろう?」みたいな…。何もかも非現実的で、ずっと夢見てるみたいな感覚。

だからか最近、誰かと丁寧に長く関係を持つのって難しいとよく感じる。相手から歩み寄ってくれないとまた赤の他人に戻る。連絡先を交換しても自分からは連絡をしない。

自分は意外と人間が好きだから、酒を飲み交わした人ともう二度と会わないかもしれないと思うと、なんだかすごい切ない気持ちになる。酔っ払いすぎてあの人誰だったんだろう?みたいなこともたまにあるけれど。お互い何者なのかわからないまま終われたら名残惜しさもなくなるのですが。

あちゃこちゃと書いております。

ここ一年で出会ったいろんな人たちのことを思い出した。学校とも職場とも違う、だけどたまに会える人たち。なかなか自分からは踏み込めないのだけれど、また会いたいなと思える人たち。

もっとこういう出会いを大切にしたいし、この人とは関わっていたいなと思われるような人間でありたいものです。

 

明けました。

 

2024年になってしまった。

なってしまったのですごいこっそりブログを始める。

中高の頃から日記もブログも好きだった。理由は多分誰も見ていないという安心感があるから。Twitterもインスタも誰かしら見ているから言葉を選ばなきゃいけない。言葉を選べなかった時は大体後悔する。だからブログはちょうどいい。興味があって見にくる人しかいないし、不特定多数の人を不快にさせることも少ない。だから自分も後悔しない。

たくさん文字に書き起こして頭の中を整理しないと辛くなることが多々ある。何も考えていない人とも思われたくないけど、言いたいことを言えない人とも思われたくない。とかこういう余計な想いも吐き出しておかないとやっていられない。

2023年は個人的に意味のある一年だった。もっと早くバンドを始めておけば…って何度も思ったけど、今の自分じゃなきゃ始められなかったとも思っている。高校卒業したばかりの自分がバンドを組んでも、今以上に歌が下手だったし良い曲も作れなかったはず。なんとなくダラダラ過ごした3年間の中で、昔よりマシな歌声とバンドを始めたいという想いが手に入ったのなら、もうそれで十分な3年間だったと思う。一人でできることじゃないからこそ躓くことがたくさんあるけれど、バンドをしていない頃の自分に戻りたいとは不思議と思わない。

何かと悩みがある環境の方が生きやすいのか、自分のことを好きでいてくれる人がいる、これといった課題もない、みたいな日々を送っていた頃は毎日が退屈だった。だから今の自分にとってはこの生活が正解なのだと信じたい。

なぜだか学生じゃなくなってからの方が新しい出会いと再会が多くて、なんだかこう、単純に喜んでいる自分がいる。この歳になると友達と疎遠になることがほとんどだから。減るほど友達も多くはなかったけど。とにかく周りから人がいなくならない限りはバンドを続けるのだと思う。

今年はたくさん曲を作るのです。